
長期的に会社に勤めることなく転職活動をしている第二新卒者はその立場上、企業からの市場価値がとても低いように感じている人もいるかもしれません。
今までのキャリアを活かし、立場を上手く利用して転職活動をすれば新卒では決して入れないような企業に転職することも可能です。
そこで今回の記事では、第二新卒の皆さんにおすすめの転職エージェント12社を紹介していきます。
第二新卒は自己分析後の転職がおすすめ
新卒時の就職活動の際にも自己分析はしっかりと行ってきたのかもしれませんが、第二新卒者として再び就職活動をしているということは、自己分析の際に何かしら至らない部分があって自分の希望通りの企業に就職できなかったことも原因の一つになっているかもしれません。
第二新卒者は転職するタイミングが最も適しているといわれているのですが、この時期を過ぎるとだんだん年齢を重ねていくこともあって、フレッシュさという面では勝負できなくなります。
自分自身を積極的にアピールするためには、自己分析をして自分の得意分野や好きな事を把握しておくことが必要不可欠です。
しかし、自分一人で自分自身を客観視することはなかなか難しかったりします。
そこで第三者に分析してもらうのも自己分析の一つの方法です。
そこで第二新卒者に有効なのが転職エージェントを積極的に利用することです。
転職エージェントはプロの視点で転職希望者の強みやアピールポイントなどを分析し、アドバイスしてくれます。
第二新卒の転職エージェントの選び方
転職エージェントといってもさまざまな転職エージェントがあります。どの転職エージェントが自分に合うかはサイトを見るだけでは分かりません。
優秀なアドバイザーに巡り合えるかどうかは運の要素も大きく絡んできます。
第二新卒者に限ったことではありませんが転職エージェントサイトには複数登録し、実際にアドバイザーと面談をたくさんこなして
自分に合うアドバイザーを選択しましょう。
1.ウズキャリ第二新卒
ウズキャリの特徴は、キャリアカウンセラーの全員が、元第二新卒や元既卒で構成されていることです。
同じような経験をした人だからこそのアドバイスや就活のノウハウを聴けるでしょう。
また、ウズキャリの強みは推薦状を書いてくれることでしょう。
アピール力のある推薦を受けられるため、書類選考の通過率は86%以上です。
その他にも、紹介する企業は離職率や労働時間・社会保険の有無を参考に優良企業のみを厳選しているため、入社後の定着率は約93%です。
2.ハタラクティブ
ハタラクティブの特徴は、第二新卒や既卒に特化していることです。
就活アドバイザーが個別カウンセリングを行い、希望に合う求人を見つけることも特徴です。
また、ハタラクティブの利用は、全て無料になっています。カウンセリングや企業の紹介だけでなく、書類の添削や面談対策でも費用はかかりません。
気軽に連絡できるように、チャットツールを設けて相談しやすい環境も整備しています。
ハタラクティブは、非公開求人の多さが強みです。
未経験でも可能な企業を1000件以上用意しているため、希望に合った職場を見つけられるでしょう。
社員が職場見学をして、実際に職場の雰囲気や待遇などを確認しています。
2014年から2016年は厚生労働省から「若者キャリア応援制度」の受託事業者に認定されていました。
今まで6万人以上にアドバイスをしていて、第二新卒や既卒に合った就職支援ができるのは強みと言っていいでしょう。
3.転職SHOP(リクルートグループ)
転職SHOPの特徴は、キャリアコーディネーターとリクルーティングアドバイザーの両方がいることです。
よって、入社後に離職しにくい職場を紹介してもらえます。
特に、書類選考をしないで面接から行う職場を見つけ出し、第二新卒や既卒の可能性を信じてくれる企業の求人を集めてきます。
転職SHOPの強みは、全ての紹介する企業にリクルーティングアドバイザーが訪問取材をしていることです。
なので、職場の雰囲気や経営者の考え方・優遇などを取材し、調査をしてから紹介してくれます。
入社後に定着するかを重要視していて、定着率がいい企業を厳選して紹介してくれるのです。
4.DYM就職
DYM就職の特徴は、エージェントが企業と直接交渉をして書類選考なしで面談ができることです。
就職率が約96%で、就職しやすいことも特徴です。
特に、第二新卒や既卒の人が働きやすい職場を厳選しています。
面談練習や書類・服装指導などもしていて、それぞれに合ったサポートをするエージェントです。
DYM就職の強みは、登録から内定までの期間が短いことでしょう。
順調にカウンセリングが受けられたら、1週間~1ヶ月程度で就職が決まる場合が多いです。
DYM就職に登録する時はインターネットから数分で登録でき、エージェントから連絡が来たらカウンセリングを受けます。
カウンセリングでは希望を伝えるだけでなく、エージェントと自己分析をして、どのような企業が合うかを一緒に考えてくれるでしょう。
面談場所は全国に5地域あるため、それぞれに合った地域で就職支援が受けられるのもメリットです。
5.マイナビ ジョブ20's
マイナビ ジョブ20'sの特徴は、20代に特化した求人を集めていることです。
特に20代の第二新卒や既卒の人向けの求人を紹介しています。
マイナビ ジョブ20'sに登録している人の85%以上が、社会人経験3年未満の人です。
全ての求人が20代で応募でき、半分以上が未経験や異業種からでも働ける職場になっています。
第二新卒や既卒の強みを引き出せる自己PRの書き方、面接の受け答えなどを指導するエージェントです。
また、それぞれに専任アドバイザーがつき、カウンセリングを行います。
アドバイザーは就職市場のことを熟知し、20代に特化した就職情報を豊富に持っている人です。
マンツーマンで、就職が成功するまでフルサポートしてくれます。
マイナビ ジョブ20'sを運営しているのは、第二新卒や既卒以外にも、新卒者や転職者のサポート実績があるマイナビグループです。
よって、豊富なノウハウや情報で支援をしてくれます。
6.JAIC(ジェイック)
JAICの特徴は、フリーターや既卒・第二新卒を対象にした無料就活講座をしていることです。
約7日間の講義があり、自己PRの書き方・書類や面談など就職活動に必要な知識を教えてくれます。
充実した支援が特徴で、就職成功率は80%以上です。
また、JAICの社員が職場見学をして、職場の雰囲気や福利厚生を調べています。
よって、JAICを利用した人の満足度や入社後の定着率は、94%以上なのです。
第二新卒や既卒が就職しやすい職場を選んでいるため、本格的に就職活動をしたい人に向いているでしょう。
この認定は数十社しか認定されないため、信用度の高さを証明できます。
7.第二新卒エージェントneo
第二新卒エージェントneoの特徴は第二新卒者に特化した指導をしてくれることです。
既卒や第二新卒でみられているのは、前回の退職理由や今後の意欲です。
よって、カウンセリングや書類添削・面談対策などを通して、最適な自己PR方法などを指導してもらえるでしょう。
第二新卒エージェントneoの強みは、アフターフォローがあることです。
入社前には企業内研修とは別に内定者研修を行い、電話の取り方や名刺の渡し方などさまざまなビジネスマナーを指導しています。
入社した後にも支援を受けられ、キャリアコンサルタントが状況を把握し、悩み相談やアドバイスをしているエージェントです。
8.マイナビエージェント
マイナビエージェントは新卒採用において最も利用されている「マイナビ」が運営する転職エージェントサイトです。
マイナビは新卒者獲得を目指している企業がほぼすべて求人広告を掲載するほど圧倒的なシェアを誇っていて、第二新卒者に関してもマイナビエージェントを利用する企業がとても多いです。
新卒者の就職領域においてトップシェアになったマイナビですが、今度は転職業界においても第一位のシェアを狙っているとあってその活動はとても積極的です。
9.リクルートエージェント
リクルートエージェントは案件数、転職成功件数ともに業界トップクラスの総合転職エージェントです。
リクルートエージェント最大の特徴はなんといってもその案件の豊富さでしょう。
老舗ということもあって、エージェントの中には豊富な経験を積んでいる人も多いです。
案件数が多いということは、自分の希望する企業に転職できる可能性も高くなりますから、リクルートエージェントは登録する転職エージェントとして選択肢に含めておくと良いのではないでしょうか。
10.doda
dodaは先に紹介したリクルートエージェントと肩を並べるほどの転職エージェントサイトで、掲載されている案件数はとても豊富です。
掲載されている案件数が多いということは選択肢が広がることに繋がります。
そのほかにも、地方の企業や中小企業の掲載数が豊富というのがdodaの大きな特徴の1つです。
職務経歴書や面接など転職希望者が頭を悩ませることに関して、的確な指導をしてくれるのは利用者にとっては非常に有難く感じる事でしょう。
11.type転職エージェント
type転職エージェントは転職希望者に対して手厚いサービスを提供してもらえると転職業界内でもとても評価の高いサイトです。
したがって地方での転職を望む人の場合は、あまり実になる情報は得られないかもしれません。
特に現在最も勢いのあるIT・エンジニア業界にはとても強いパイプを持っており、独自の求人案件を多数抱えています。
12.ワークポート
ワークポートも先ほどのtype転職エージェントと同様に、地域を限定して手厚いサポートを提供することを目指している転職エージェントサイトです。
type転職エージェントが主に関東圏をメインにしているのに対し、ワークポートは東京、大阪、福岡の各大都市での転職案件を数多く掲載しています。
「eコンシェルジェ」はパソコンやスマホで転職者の活動スケジュールを一括で管理できるシステムです。
複数の企業に対して採用試験をする場合、試験の日程などを把握し、活動を進めるのは自分の頭だけでは大変です。
第二新卒者は転職エージェントを積極的に利用しよう
第二新卒者は実際に社会人として働いてきたからこそわかることや経験があります。
その点は新卒者よりとても有利です。
自己分析をおこなうことによって自分が本当に求めている職場や仕事が見えてくるでしょう。