
既卒者の就活は在学時とは異なり、学内合同企業説明会や推薦のような学校からの就活支援を受けることができません。
既卒に対応している就職・就活サイトはたくさんあり、それぞれ特徴や強みが異なります。
主要な既卒対応の就職・就活サイトの特徴を知って、就活を有利に進めましょう。
既卒だからこその強みを知ろう
既卒であることに引け目を感じたままでは、就活で自分自身の魅力を最大限にアピールすることができなくなってしまいます。
そこで、既卒だからこその強みを知って、既卒であることも含めた自分の長所を存分にアピールできるようにしておきましょう。
既卒の強みとは?
実は会社側にとっても既卒者の採用にはいくつかのメリットがあります。
まず挙げられるのは、入社時期を自由に設定できるという点です。
新卒であれば、内定が出てから卒業するまでの期間を待たなければいけません。
その点既卒者ならば、今すぐ働いてほしいという会社のニーズを満たすことができます。
また、既卒者は新卒採用者と同じようにフレッシュな若い人材である、という点に魅力を感じている会社もあります。
就活に向けての心構え
自己分析をしておこう
就活をする上で大事なのが、本当に働きたい職場を探すことです。
「働ければどこでも良い」というような心構えのまま面接へ行くと、その気持ちは面接官に見透かされてしまいます。
「ここでどうしても働きたいんだ」という強い気持ちがあれば、自然と熱意が面接官に伝わることでしょう。
そこで重要になってくるのが自己分析なのです。
企業の研究もしっかりやる
また、自己分析と同様に企業研究も大切です。
しっかりと企業分析を行うことで、働いている自分の姿をイメージしやすくなり、「この職場で働きたい」という意思が強くなります。
会社はたくさんの人と協力して働く場所です。
長く働き続けるためには、そこで働く人や職場の雰囲気を事前に知っておくことが重要になってきます。
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1.ウズキャリ第二新卒
ウズキャリ第二新卒では、就活をサポートしてくれるキャリアカウンセラーが全員、元既卒・元第二新卒で構成されています。
さらにキャリアカウンセラーのサポートは就活だけでなく入社後まで対応しており、職場での悩み相談などにも応じてくれます。
ウズキャリ第二新卒では短期離職してしまった第二新卒の人を主にターゲットにしているので、第二新卒の人が安心して就活に臨めることを重要視しています。
2.就職Shop
また、自力で就活を行っている場合に避けることができない書類選考も、就職Shopならばスキップすることができます。
面接までのステップを全て就職Shopが代行してくれるので、早いサイクルで面接が行える上、求職者は面接にのみ集中することが可能です。
さらに就職Shopでは都心を中心に11か所(2019年1月現在)の店舗を持っており、気軽に相談へ行くことができます。
3.DYM就職
職歴がない既卒者にとって書類選考はネックになる場合もあるでしょう。
求人は第二新卒・既卒・フリーターの採用に積極的な企業のものばかり用意しているので、一般的な転職サイトを利用するよりも既卒向けの求人に巡り合える確率が高くなります。
また、東証一部上場企業のような大手企業の求人もあるので、既卒でも大手企業に就職することが可能です。
DYM就職では面談場所が東京・大阪・名古屋・福岡・札幌と日本の主要都市を押さえているので、地方に住んでいる人でも比較的利用しやすい就職支援サービスです。
4.マイナビ ジョブ20's
就職支援サービスの大手であるマイナビのなかで、20代の第二新卒・既卒に特化したのがマイナビ ジョブ20'sです。
さらに就活をサポートしてくれるアドバイザーも20代の就活に特化しているので、既卒の就活も安心して任せることができるでしょう。
5.JAIC(ジェイック)
JAICでは社員が実際に求人を出している企業に足を運び、求職者が安心して働けるような環境かどうかをしっかりと確認した上で求人紹介をしてくれます。
ブラック企業の除外を徹底しているため、離職率の高い外食・投資用不動産・アミューズメントなどの業界の求人はありませんが、その分定着率が高いのが特徴です。
就活をサポートしてくれるスタッフは専任制で、就活開始から就職後1年間までずっとサポートしてくれます。
JAICは厚生労働省委託が定める職業紹介優良事業者に認定されており、信頼度が高い就活サイトだと言えるでしょう。
また、説明会が北海道から九州まで全国11か所で開催されており、地方在住でもJAICを利用することができるようになっています。
6.第二新卒エージェントneo
また、実際に企業へ訪問しているからこそ、職場の雰囲気や環境について事前に知ることができ、入社後のミスマッチを減らすことが期待できます。
7.doda
dodaは既卒や第二新卒以外にもたくさんの求人情報が掲載されている転職サイトです。
卒業後3年以内の既卒者ならば、doda新卒エージェントを利用することができ、非公開の未経験者歓迎求人などを紹介してもらうことができます。
しかしdoda新卒エージェントならば、失敗を次に活かすことができます。
8.マイナビエージェント
マイナビエージェントはマイナビグループが運営している転職エージェントです。
マイナビエージェントで扱っている求人の8割が非公開求人です。
応募数が多くなりがちな人気企業や人気職種の求人は非公開にされることが多いため、人気企業に応募したい場合はマイナビエージェントを利用するとチャンスが巡ってくるかもしれません。
9.パソナキャリア
さらに、それらの多くは求人情報サイトには載っていないような非公開求人であり、パソナキャリアでしか見ることのできない求人も多くあります。
ただの求職情報サイトとは異なり、専任のキャリアアドバイザーが就活をサポートしてくれるので、既卒でもプロのノウハウを身に着けて就活に挑むことができます。
10.リクルートエージェント
既卒専用のサービスではありませんが求人数が多いので、その中から未経験者歓迎の求人を見つけることができるかもしれません。
面談までは他の転職エージェントのサービス内容とあまり変わりませんが、面談後にはリクルートエージェント独自のサービスを受けることが可能です。
既卒の就活はプロの力を借りて乗り越えよう
職歴がない既卒の就活は、一般的な転職と比べると確かに大変かもしれません。
自分に合った就職・就活サイトを利用して、無理なく就活を進めていきましょう。
就職・就活サイトは一つに絞る必要はないので、良さそうかなと思ったサイトはまず登録してみてはどうでしょうか?